木造の建築

新築を建設している木造の建築の多くは、在来工法を使用しているのですが、骨食いだけが出来上がっている状態を見かけた事のある人もいると思いますが、何度見ても在来木造の技術は素晴らしいと思っていまいます。

これは、コンクリートの基礎が出来上がった上に、汲み上げて行くわけですが、よっぽどの豪邸でなければ一日あれば作業は完了するもので、前もって必要な部材を加工しているので、組み立てる為の作業は短時間で済んでしまいます。

在来工法と呼ばれている木造建築の方法なのですが、驚いた事に江戸時代に確立された技術でして、今でも受け継がれている構法ですので、それだけ優れた職人技なのです。

一般的に使用される前までは、神社や城など建築するときに使われていた木造技術でして、特権階級の家でしか使用されていませんでしたが、一般的な住まいを作る技術に仕立て上げたものです。

専門的な事は言いませんが、持続的に技術開発が行われた結果、長年にわたって使用されている技術は、まさに文化の貴重な財産と言えるのです。

日本や文化や技術という点で、世界に誇れるものは沢山ありますが、在来工法もその1つであり、どんな複雑な土地であっても、建物を置くことが出来る技術は、完成度が極めて高く世界に類をみない、最高峰の技であると言えます。

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日本の建築家たち

完成度の高い素晴らしい技術の上で、日本の建築家たちは甘えてきたと私は思っているのですが、最近まで木に関する新たな技術開発に対し、思考を停止させた状態でした。

つまり、新たな進歩がなかったと言うことなのですが、一方でコンクリートや鉄の技術は飛躍的に進歩しており、建築の多くはコンクリートとなっています。

しかし、この5年から10年は、気に対する建築が見直されてきており、環境に優しいとか、シックハウスの家に興味を持つようになってきました。

そして、新しい材料が世の中に出回るようになってから、技術開発も進むようになり、新しい木の建築時代が近い将来、到来するのは時間の問題でしょう。

建築家として私も楽しみで仕方がないのですが、これまで知恵を絞って高水準の技術を完成させ、一般的に使用させることが出来たように、今の建築業界も同じ方向へと歩み出している姿をみると、鼓動が高鳴りますし、私に取って人生の楽しみを1つ増やしてくれたことになります。

また、私の願望としては、若くて有能な建築家を育てて欲しいですし、発言やアイディアを今よりも活かしてあげる場所を作ることにより、もっと改新的な技術を開発していくことが出来ると考えます。